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路地裏の掃き溜めに人は生きる。

人だかりが出来ていた。もう耐えられ無い。
この現状を打開する為に、俺達は立ち上がら無ければならない。

「動かなきゃダメだ。」

誰かが呟いた。そうだ。このままじゃあ俺達は
ゴミと同じ扱いのまま死んでいくだけなんだ。

もちろんこの掃き溜めのような裏通りに
愛着が無いわけじゃないが、ここを出たい、
俺達は真っ当な生活がしたいと言う気持ち
の方がはるかに勝っていたのだ。

「俺達は働きたい!何でも良い、仕事を寄越せ!」

遠く極東の国ではニートとか言う親のすねかじりが
働くのは嫌だと駄々をこねのうのうと生きているらしい。

馬鹿か。働いて初めて対価がもらえる。
金が無きゃ生きていけない。
当たり前の事なんだよ。

偽りの自由に甘ったれてんじゃねえ。
働きたい。働きまくりがいい。
対価があれば何だってやってやる。

俺達は人形じゃねえ。ましてやゴミでもねえ。
自分の意思で、働いてまともな生活がしたいんだ。

働きもしないで主張する馬鹿はすっ込んでろ。
俺達が先だ。道を開けろ。義務を果たさない
奴らに権利なんて存在しない。俺達は本当の



自由が欲しいんだ。



もう止まらない。動き始めた人の波は膨れ上がり、
大きな渦となって世界を変えていく。

本当に欲しい物は戦って手に入れるんだ。
日和見な平和ボケはその場で立ち止まってろ。

俺達は先に行く。自分の権利を勝ち取るために。
俺達の生きる場所も意味も、自分自身で勝ち取るんだ。

文句を言うばかりで、自分の事ばかり考えて、
他人は俺達を助けてなんてくれない。

当たり前だ。俺達の人生なんだから。

「行くぞおおおおおおおお!」

さあ行こう。自由と権利のある場所へ。
俺達が生きるべき場所へ。

もうここには戻らない。
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プロフィール
HN:
耕助
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1987/01/14
職業:
フリーター
趣味:
音楽鑑賞
自己紹介:
夢人に付き合わされた哀れな若輩者
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