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ゴーン。

ゴーン。

また鳴らせるといいね。
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通じない。伝わらない。

誰かに訴えかけても、心の内を広げてみても。

言葉を紡げば紡ぐほど、誤解は生じてあさっての方向へと向かう。

無論、理解などされるはずもない。

相手独自の観点で一刀両断され、投げ捨てられて

伝えようとするかけらさえも伝わる事はない。

諦めたはずなのにそのたびに悲しくなる。

何のためにこの口も、頭もついているんだろう。

孤独な思いは強まるばかりで、ただ、最後まで独りでいるという

現実だけが目の前に突きつけられる。

当然、死ぬ時は誰もが独りなのだから当たり前なのだけれど。

ごく稀に皆と逝けることがあったとしても

その個人個人は幸せな気持ちで逝けただろうか。

幸せって何だろうね。それは他人が決める事ではないのは確か。
毎日夜になると死にたい気持ちがもたげて来る。

頑張ることが出来ない人間だから私のことを考えてくれる人の示してくれた道をとりあえず進む。

全てを応えて進むことも、ましてや何一つ応えることすら出来ないかもしれないけど。

怖い。何も出来なくなりそうな気がする。

私が死んでもあなたがたのせいではないから今すぐ死にたい。

私は何の為に生きているんだろう。

私は人形。言うことを訊かないから壊れた人形。

頑張らなきゃいけないのはわかる。

頑張ってる人がいることも。

でもさ、なんでみんな苦しそうな顔してるの?

何かを頑張る為に生きてるの?

悲しいことがたくさんあっても、誰もが逃げられないの?

いつも笑っていたいけど。

何となく、この国で自殺者が多い理由がわかった気がする。

それしか言えないだろうけど、誰もが頑張れって言うんだよね。

頑張らなきゃいけなくて、自分なりに何かをして。

でも頑張れって言う人の思うような進み方でしか認められなくて。

苦しんで耐えきれなくて。

頑張らなきゃ馬鹿にされて。

辛くなって死んだとき、言うんだろうね。

『話してくれれば良かったのに。』

『もっと甘えてくれても良かったのに。』

それが出来てたらみんな死なないよ。

でもそれは頑張れって言う人のせいじゃない。

死んだ人が弱い人間だから耐えきれなかっただけだよ。

頑張れる人にはわからない。

何が辛くて、何がしたいのか。

でもそれは仕方の無い事なんだ。

自分の事だってわからないのに他人の事なんてわかりはしない。

頑張って、もがいて、どこかにたどり着いて。

自分を抑えてまでその場所にたどり着いて。

今、あなたがいるそこは、本当の意味で幸せなの?

私にはそう見えない。
私は頑張れる人間ではないから、生きていてはいけないみたい。
みんなが追い詰めるの。頑張らなきゃ生きてはいけないみたい。

一生懸命誰かを信じたって裏切られるし
一生懸命誰かの力になりたくても応えられないし
力になるどころかなんだか傷つけてしまったり
嫌な思いをさせてしまうから、生きてはいけないみたい。

のんびりとは暮らせないのね。たくさん頑張らない人たちがいても。
何が正しいかわからない。何が正しいかわからない。
私は何の為に生きているの?私は何の為に生きているの?

ねえ、死んじゃだめ?私、苦しいよ。
生きてるのが苦しい。生きてるだけで誰かに追い詰められる。
苦しい。努力って何?苦しい。もう死んだ方がいいよ。
誰の期待にも自分にも応えられないから。
生きるかどうかは私が決めるから。
あなたは馬鹿なやつだったと笑ってくれればいい。

人を騙してなんて生きられないもの。
人に勝ってなんて生きられないもの。
負けでいい。負けでいい。もう苦しい。

生きていたくないの。誰もわかってくれない。
生きていたくないの。後はいつ死ぬかだけ。

人が死んで無になるとしても私はあの人の所へ行くの。
もういいじゃない。あなたの人生じゃないんだもの。私は死ぬ。

誰もいない草原のど真ん中でもいい。
誰にも見えないビルの谷間でも構わない。

なんでもいいのよ。生きてるのが辛いの。
辛いの。もうずっと前から。頑張る意味がないんだもの。

少しだけ喜びがあって。笑いがあって。
それのおかげだけなのよ。今の私を繋ぎ止めてるのは
何かの拍子でいつ死んでもおかしくない。そんな気持ち。

ああ、早く死にたい。苦しみたくもないし痛みたくもない。
何の為に生きているのかしら。もうすぐみんな死ぬわよ。
だっていつか誰だって誰もが死んでいくのだから。

そして何も残らないのよ。たくさんのことをしても意味がないの。
死ぬのよ。みんな死ぬの。死ぬ。死ぬ。死ぬ。終わる。無くなる。
海辺を歩けば何か見つかるかと思った。
全てが見えていると言うのに私の目には
砂粒の一つ一つや海の潮の満ち引き、
水中や海底に生きる生き物さえも見えていない。

全てを知りながら、何もわかっていないこともある。
気がつけば砂浜に寝転んで、私は汚れてしまう。
こんなに美しい場所で、私は汚れてしまう。

あるがままを受け入れることは難しい。
だけれども皆生きている。もしかしたら
この地球が一つの生命体で私は細胞に
過ぎないのかもしれないけれど。

いや、地球や太陽系、銀河系さえも大きな
宇宙と言う生命体の細胞に過ぎないのかもしれない。

小さき物は大きい物と同じ体を為しているのかもしれない。
De omnibus dubitandum.Cogito, ergo sum.
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37
性別:
男性
誕生日:
1987/01/14
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フリーター
趣味:
音楽鑑賞
自己紹介:
夢人に付き合わされた哀れな若輩者
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