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完全フィクション
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 しかしながら実際にIの財布から消えている
金は一体どこに消えたのだろうか?
 
他人がIの財布に触れるのは、
Aの車中に忘れた時だけである。
 
諦めたようにネットの文章にて絶望を綴るI。
AはIを何故か文章で煽り、さらに絶望を重ねた
Iは関係を疑問視する文章を書き連ねる。
 
Aは自分が犯人ではないかと疑われていることに
腹を立てているようなそぶりを見せ関係を
断絶したいとIにメールを送る。
 
絶望を重ねたIはもうダメだと思いそれを受け入れる。
直後にAからIに電話。この時点でまだ認めないAは
何故か仲直りをしようという提案をIに持ちかける。
 
何とかして自分の罪をごまかそうとするA。
Iにはそうとしか思えず、仲直りするような
そぶりを見せたが、絶望が晴れたわけではなかった。
 
その後さらに不思議とIをネットの文章で煽るA。
まるで自分の罪をうやむやにしたいが為にIを怒らせ
関係をIから断絶させたいがための煽りに見えたそうだ。
 
ネット上の不毛なやり取りが続き、実質的な関係の断絶。
Iは最後に理不尽なやり取りへの絶望と、罪を認めない
Aへの呆然をネットに綴り、とりあえずは最悪の形で
Aとの関係の最後を迎えることとなった。
 
後日、Iの元にBがやって来る。IはAがBから金を借りて
返すのを忘れていたと言っていたことを話すと、
Bは怪訝な表情。どうやらそんな覚えはない様子。
 
一応Bの優しさか、取り繕うように貸したと言ったが、
その理由は「ゲームを買う為」。Aとは食い違いがある。
 
はてさて、Iの失われた金はどこに消えたのか?
犯人はAなのか?答えはあなたの中にある。
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BにAの職場まで送ってもらう。
Iはたまの長期休暇だったせいか、
もう少し遊んでいたい気持ちに駆られたが、
Aの仕事が残っていたため付き合ったそうだ。
 
財布はIのズボンのポケットに入っていたが、
コートを忘れていたためにBに連絡して
持ってきてもらう。(※この時にIはBに
お詫びの品を買っている為、確実に
財布が手元にあったことを裏付ける。※)
 
Bはすぐに帰り、IはAの仕事に付き合うために
Aの仕事の車に乗る。その後夜食を食べに行く。
(※Aの最高に怪しい言動が放たれる。
 
自分の財布に何故か見覚えのない札が
入っていると言っている。不自然に繰り返す
言動は、Iの不信感と疑念を募らせる。
 
しかもこの時は家族や仕事の関係で
財布に入れた金ではないかと言っている。
 
それでもその時はまさか自分の財布の
金額が減っているなどとはIは思わない。※)
 
再びAに家まで送ってもらったIは、
自分の財布から札が定額消えていることに気付く。
Aの言っていた金額と同じだけの札が消えている。
 
Iはどうしようかと散々悩んだようだが、
ネットの文章で匂わせてA本人が自主的に
謝ってくれることを信じて待っていたそうだ。
 
しかし実際は謝っていることが的ハズレな上
AはIの元を訪れ、自分が金を盗んでいないと弁明。
 
(※ここでAは風俗に行く金が足りなかった為
Bに借りた金だったと、不自然に増えた金の
言い訳をしていたそうだ。
 
さらにコートをBの車中に忘れたりしたことも
指摘して、Bに罪を擦り付けるような
言動をするが、前述の通りコートを忘れた
時点でIの財布は手元にあった。※)
Iは某月某日、長期休暇と言うこともあり
Aに誘われて長距離ドライブへと向かった。
夕飯を食べ、(※この時点で当たり前のこと
ながら、Iは財布の中身の金額を把握している※)
 
Iは家まで送ってもらいAと別れた。
 
この時点でIはAの車に財布を忘れているのだが
気が抜けていたせいかこの時点では気づいていない。
 
就寝して朝を迎えるがIは昼までのんびりと過ごす。
そして再びAからの誘いの電話が入る。
 
Bが車を出して、Aが同乗してIを拾う。
Bの整体に付き合うことになったようだ。
Bが整体を受けている間、AとIはBの車中で待機。
 
ここでIが財布がないことに気付く。
家かAの車に忘れてきたであろうことをAに伝える。
Bが戻り、Iの家に向かうと、Iの家に財布はなかった。
 
他の場所に置く可能性もなく、Aの車のある駐車場へ。
(※ここでひとつ怪しい言動が。財布がない状況で
普段ならフリだけでも心配するようなAが、
何故か車ではなく乗り降りの時に落とした
のではないかと言う考えを述べている。
 
繰り返すように車中と家以外で落とした
可能性を指摘するAの不自然な言動に
Iは非常に違和感を覚えたそうだ。※)
 
Iの予想通りAの車中にて財布を見つける。
(※何故か財布を取りに行く時に、Aが
Iよりも先に行こうと焦るように
「俺が取ってくる」と言っていた。
 
しかし実際鍵を開けてもらい、
Iはすぐに自分で手に取った。
後部座席に無造作に置かれていたそうだ。

後ほどタイヤ圧まで確認するようなAが
何故後部座席の忘れ物を確認して
いなかったのかともIは思っていた。
 
Aの車中と言う事でIは安心しており、この
時点では財布の中の金額を確認していない。※)
 
この後夕食。IはAとBに迷惑をかけたと
夕飯代を奢ったそうだ。
 
(※支払い金額は確認して払っているが、
この時点でおかしいと思っていないIは、
財布の中の総額を確認していない。※)
今回は諸君らに推理してもらおうと思う。

残念ながら正解は用意していないので
提示された情報から判断して、各々が
自分なりの回答を導き出して欲しい。

私が探偵だからと言って楽を
しようとしているわけではない。

今回の依頼者は当人としてIとする。
そして容疑者のA、関係者のBが登場人物だ。

肩の力を抜いてもらって構わない。
どうせ君たちの意見を私が聞くつもりもない。
なに、ちょっとした頭の体操だよ。

正解も用意されていないので
別段スルーしてもらっても構わない。

さて、それでは始めようか。
その手で、いつか子供を抱きしめるの?

その手で、誇りを持って仕事をこなせるの?

その手で、家族を守るの?

その手で、毎日を生きていけるの?

その手で、友と握手を交わすの?

胸を張って、生きていけるの?

加害者の人権を重んじて、

被害者の人権を軽んじる。

そんな子供でもわかるような理不尽をその手に

当たり前のように自分をごまかして生きていくの?

罪悪感をごまかしながら生きたところで

おまえが犯した罪は一生消えないんだよ。

被害者が加害者を許すことなんて出来るわけが無い。

周りの人間にはどうごまかしているのだろう。

犯罪者と理解しつつ傍にいるのなら大したものだけど。

状況証拠に囲まれた中で、勘違いだとでものたまっているのか。

加害者は被害者に何をされても文句は言えない。

望んで損害を与えていたのだから。

おまえは生かされているんだよ。

クズのまま生きて楽しいかい?

犯罪を犯したその身で満足のいく

生き方は出来ているかい?

出来ているのだとしたら、もうおまえは人間じゃない。

ゴミ以下の存在でしかないんだよ。
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誕生日:
1987/01/14
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フリーター
趣味:
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自己紹介:
夢人に付き合わされた哀れな若輩者
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