完全フィクション
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あなたが私を好き過ぎたから、私はあなたを好きになってしまいそうだった。
私と会った時の、あなたの笑顔はとても嬉しそうで。
全然タイプじゃ無かったんだけど、ああ、私を本当に好きでいてくれてるんだなあって感じていた。だから自分でもわからなくなってしまって、もしかしたらこのままあなたの事を好きになってしまうのかもしれないなあと思ったりしていた。
友達と酔っぱらって電話を掛けて来てくれた時。酔った勢いで私に告白してくれたね。ちょっと感心出来なかったけど、嬉しかったよ。だから、ちゃんとシラフの時に。私に伝えてねって言ったの。ずるかったかな私?だってその時もまだ私はあなたの事を好きかどうか迷っていたから。
あなたの友達も私に告白して。私はあなたの友達に内緒であなたに相談したよね。あなたとお揃いのアメジストのブレスレットを買ったりしたけど、私はあなたへの気持ちがわからなかったから、何かを確かめたかったんだと思う。
あなたは優し過ぎるから。強がって私を譲ったよね。それで私は迷いながら決断してしまった。あなたの友達を選んでしまったの。何が何でも私が欲しいって気持ちが欲しかったのかもしれない。やっぱり私ずるいよね。ごめんね。
そんなずるい私に、罰が下ったのかな。喫煙者だった私は、あなたの友達に振られてしまったの。あなただったら、許してくれたかもしれない。でも、私の健康をちゃんと考えてくれているって事だから、あなたの友達の決断を受け入れる事にしたの。あなたも私があなたの友達を選んで、思わせぶっていた私があなたを振る決断を受け入れてくれたものね。いくらずるい私でも逃げる訳に行かないしね。
あなたとの仲は、結構続いていたけれど。お互いに終わった関係だって認識だったから、振った私も振られたあなたも。なんとなく離れられずにいたね。だけどいつしか時の流れの中で、何か理由があった訳でも無く。だんだんと疎遠になって、ぷっつりと途絶えた。あなたはあなたで違う道や恋愛に進んでいたし、自然の流れだったんだと思う。
今夜はたまたま、初めて告白してくれたあなたのように酔っぱらってしまって。思い出しただけなんだけど。なんとなくお揃いのブレスレットを買って。二人で腕を組んだり手を繋いだりして、不器用にぶつかりながら渋谷の交差点を歩いたシルエットを思い出してしまって、あなたに謝りたくなったの。
あなたにはもう伝わらないけど。ごめんね。
私と会った時の、あなたの笑顔はとても嬉しそうで。
全然タイプじゃ無かったんだけど、ああ、私を本当に好きでいてくれてるんだなあって感じていた。だから自分でもわからなくなってしまって、もしかしたらこのままあなたの事を好きになってしまうのかもしれないなあと思ったりしていた。
友達と酔っぱらって電話を掛けて来てくれた時。酔った勢いで私に告白してくれたね。ちょっと感心出来なかったけど、嬉しかったよ。だから、ちゃんとシラフの時に。私に伝えてねって言ったの。ずるかったかな私?だってその時もまだ私はあなたの事を好きかどうか迷っていたから。
あなたの友達も私に告白して。私はあなたの友達に内緒であなたに相談したよね。あなたとお揃いのアメジストのブレスレットを買ったりしたけど、私はあなたへの気持ちがわからなかったから、何かを確かめたかったんだと思う。
あなたは優し過ぎるから。強がって私を譲ったよね。それで私は迷いながら決断してしまった。あなたの友達を選んでしまったの。何が何でも私が欲しいって気持ちが欲しかったのかもしれない。やっぱり私ずるいよね。ごめんね。
そんなずるい私に、罰が下ったのかな。喫煙者だった私は、あなたの友達に振られてしまったの。あなただったら、許してくれたかもしれない。でも、私の健康をちゃんと考えてくれているって事だから、あなたの友達の決断を受け入れる事にしたの。あなたも私があなたの友達を選んで、思わせぶっていた私があなたを振る決断を受け入れてくれたものね。いくらずるい私でも逃げる訳に行かないしね。
あなたとの仲は、結構続いていたけれど。お互いに終わった関係だって認識だったから、振った私も振られたあなたも。なんとなく離れられずにいたね。だけどいつしか時の流れの中で、何か理由があった訳でも無く。だんだんと疎遠になって、ぷっつりと途絶えた。あなたはあなたで違う道や恋愛に進んでいたし、自然の流れだったんだと思う。
今夜はたまたま、初めて告白してくれたあなたのように酔っぱらってしまって。思い出しただけなんだけど。なんとなくお揃いのブレスレットを買って。二人で腕を組んだり手を繋いだりして、不器用にぶつかりながら渋谷の交差点を歩いたシルエットを思い出してしまって、あなたに謝りたくなったの。
あなたにはもう伝わらないけど。ごめんね。
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