完全フィクション
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「何でこんなことになっちまったのかなー。」
海のど真ん中、ボート一隻。
食料はたんまりとバッグに詰まってはいるものの、
いつ助けが来るかわからない。水だって無限にあるわけじゃないし。
磁石があるわけでもないので、何とか星や太陽を見ながら
方角を目検討で定め、漕いで行く。それでもともと何処にいるのか
わからないのだから、何処に着くかもわからない。
「まぁ太平洋であることには間違いないと思うから、
ロシアや中国とかに着かないことを祈るのみだな。」
持っている装備で魚を何とかできるわけもなく、
何とか体力を温存しながら漕ぐしかない。
でも波に流されていたらどうにもならないのだけれど。
小さなクルーザーで一人旅に出たものの、岩礁に当たって沈没。
何とかめぼしい荷物をまとめてボートに放り込み、沈没前に脱出した次第だ。
「一応SOSは打っておいたから助けが来ると思ったんだけど・・・。
ここまで何もないと希望もクソもないな。」
苦笑気味につぶやいてみる。日本にいるときは気付かなかったが、
人間は本当の孤独になると独り言が多くなる。
見渡す限り海しか見えないのだから、仕方がない。
しかも陸地を見つけたとしても、そこが安全かどうかもわからないのだ。
この状態で希望を持てというほうがおかしい。
雨でも降られて嵐になったらどうなるかわかったもんじゃない。
「気長に救助を待つか・・・。下手に動くよりいいかもしれないな。
ここまで来たらダメな時も覚悟しておこう・・・。」
海風が心地よく、思ったより過ごしやすい状態なので、
とりあえず昼寝でもすることにした。
海のど真ん中、ボート一隻。
食料はたんまりとバッグに詰まってはいるものの、
いつ助けが来るかわからない。水だって無限にあるわけじゃないし。
磁石があるわけでもないので、何とか星や太陽を見ながら
方角を目検討で定め、漕いで行く。それでもともと何処にいるのか
わからないのだから、何処に着くかもわからない。
「まぁ太平洋であることには間違いないと思うから、
ロシアや中国とかに着かないことを祈るのみだな。」
持っている装備で魚を何とかできるわけもなく、
何とか体力を温存しながら漕ぐしかない。
でも波に流されていたらどうにもならないのだけれど。
小さなクルーザーで一人旅に出たものの、岩礁に当たって沈没。
何とかめぼしい荷物をまとめてボートに放り込み、沈没前に脱出した次第だ。
「一応SOSは打っておいたから助けが来ると思ったんだけど・・・。
ここまで何もないと希望もクソもないな。」
苦笑気味につぶやいてみる。日本にいるときは気付かなかったが、
人間は本当の孤独になると独り言が多くなる。
見渡す限り海しか見えないのだから、仕方がない。
しかも陸地を見つけたとしても、そこが安全かどうかもわからないのだ。
この状態で希望を持てというほうがおかしい。
雨でも降られて嵐になったらどうなるかわかったもんじゃない。
「気長に救助を待つか・・・。下手に動くよりいいかもしれないな。
ここまで来たらダメな時も覚悟しておこう・・・。」
海風が心地よく、思ったより過ごしやすい状態なので、
とりあえず昼寝でもすることにした。
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