完全フィクション
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とある国の少年が、足を滑らせて階段に頭をぶつけてしまった。
2,3日意識不明の状態が続いたのだが、幸いにも身体には異常がなく、
病院のベッドで目を覚ました。
意識が戻り、医師も看護婦もご両親も大喜び。
何か食べたいものはないかとご両親が聞いたりしていると、
少年は妙なことを言い出した。
「僕の頭の中で知らないおじさんがしゃべってる。」
事故の後遺症かもしれない。医師はすぐに診察を始めた。
すると、不思議なことがわかってきた。
頭の角度を変えると、しゃべっている人が変わるらしい。
女性が歌を歌ってるという時もあった。
原因は全くわからず、しばらく入院ということになった。
ご両親は不憫に思い、退屈でないようにとラジオを持ってきたそうだ。
すると、少年はとんでもないことを言い出した。
「ラジオでしゃべってる人と僕の頭の中でしゃべってる人が同じだ!」
ご両親はすぐに医師を呼び、ラジオと少年の頭の中の声との
同一性を調べてみた。すると、頭の角度を変えると話す人が変わると言うのは、
ラジオでチャンネルを変えることと同じことだったようだ。
少年は、ラジオ人間になっていたのである。
結局、原因も治療法もわからず、「声が聞こえる」というだけで健康そのものなので、
医師は退院させることにした。何かあったらすぐに来るように、とひとこと添えて。
結局少年は「頭の中の声」に慣れることが出来、
現在はうまくラジオライフを楽しんでいるそうだ。
2,3日意識不明の状態が続いたのだが、幸いにも身体には異常がなく、
病院のベッドで目を覚ました。
意識が戻り、医師も看護婦もご両親も大喜び。
何か食べたいものはないかとご両親が聞いたりしていると、
少年は妙なことを言い出した。
「僕の頭の中で知らないおじさんがしゃべってる。」
事故の後遺症かもしれない。医師はすぐに診察を始めた。
すると、不思議なことがわかってきた。
頭の角度を変えると、しゃべっている人が変わるらしい。
女性が歌を歌ってるという時もあった。
原因は全くわからず、しばらく入院ということになった。
ご両親は不憫に思い、退屈でないようにとラジオを持ってきたそうだ。
すると、少年はとんでもないことを言い出した。
「ラジオでしゃべってる人と僕の頭の中でしゃべってる人が同じだ!」
ご両親はすぐに医師を呼び、ラジオと少年の頭の中の声との
同一性を調べてみた。すると、頭の角度を変えると話す人が変わると言うのは、
ラジオでチャンネルを変えることと同じことだったようだ。
少年は、ラジオ人間になっていたのである。
結局、原因も治療法もわからず、「声が聞こえる」というだけで健康そのものなので、
医師は退院させることにした。何かあったらすぐに来るように、とひとこと添えて。
結局少年は「頭の中の声」に慣れることが出来、
現在はうまくラジオライフを楽しんでいるそうだ。
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