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私は彼に脅されていた。

しかし私は恐怖感も危機感も感じていない。
もちろん最初から彼とこのような関係になったわけではない。
出会ってしばらくは確かな信頼がお互いにあったはずだった。

彼は私を心配するフリをして、嘘で塗り固めた
偽善を私に対して振りかざし始めた。

それ以後は私がそれに気づかないフリを
していたからこそ、彼とは良好な関係を
築けていたのだ。決して彼の話術の賜物ではない。

彼は私に圧力をかけてきた。
他の人間にも同様に牽制をして見せた。

それは後に1つ1つが自身の破滅の材料に
なるとは知る由もなく。次々と材料を増やしてくれた。

彼に対して私から何かを仕掛けるつもりはない。
ただ、彼は1つ勘違いをしている。

私が『どうなっても構わない』という覚悟を
決めるだけで、破滅の材料の全てを駆使して
彼の人生をズタズタに引き裂き、それはきっと
自身の問題だけでは済まされなくなるだろう。

あらゆる手段をなりふり構わず
目的を達成する為に実行するだけ。

それだけで社会的・法的・公的に抹殺
して道連れにすることが出来るのだ。

私はただ、日常を淡々と平和に過ごしていく。

彼が自らの手で全てを失う私の
スイッチを切り替えないように祈るのみだ。

一定数殴られることを待ち望み、
母親を惨殺した子供のように。

私の破滅など、この世界にとっては
何の問題もない出来事に過ぎないのだから
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耕助
年齢:
37
性別:
男性
誕生日:
1987/01/14
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フリーター
趣味:
音楽鑑賞
自己紹介:
夢人に付き合わされた哀れな若輩者
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