DEATH

ヴァオオオオオオオオオ！！

断末魔の叫びと共に喉から、いや臓物から血を噴出す。
笑えるぐらいの出血の中でのたうち回り、発狂して爆笑する。

そうだよ。何も人の評価や蔑む目つき、
そんなものは自分にとって価値のないものだったんだ。

求めるのは、深遠と漆黒。苦痛と苦悩から本質を導き出せ。
思い出せ。お前の求めていたものは本当に｢光｣だったか？

安らぎを感じる場所に答えがあったはずだ。
冷たさと暗闇の中で、体温を感じていても、明るさを欲しても。
心の奥底で本当に求めていたものはなんだったのか。

研ぎ澄まされた冷たい感覚の中で、
触れるだけで切り裂くような恍惚の溺愛を。
「死」を求め、醜く生きながらえることがお前の生きる意味。

叫べ。もがけ。そして歌え。
自分自身に叩き付ける挑戦状。
ここから先は自分との戦いだ。

全てを置き去りにする速さで、
本質を求めて駆けずり回れ。

お前が輝く本質は、その暗闇に沈む根底にある。