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Q.マクドナルドを略してください。

「マック」

「マクド」

「ドナルド」

「そりゃキャラだ。」

Q.マクドナルドの英語読みは?

「メッダーノウズ」

「マクダーナルズ」

「マァクダァーナァ」

「マクダーヌルズ」

「マクダナルズ」

「メクダァナァ」

「メッダーナルズ」

「どれも『ダ』にアクセントを置いて話すと通じやすいし、ネイティブはそうしている。」

「うぜー。」

「どれも『ダ』にアクセントを置いて話すと通じやすいし、ネイティブはそうしている。(キリッ」

「言い直すな。ドヤ顔すんな。」

「McDonald'sでいいじゃん。」

「それだと読み手に伝わらんだろう。」

「読み手って誰?」

「オホン。(咳払い)」



「金のアーチ」

「The Golden Arches」

「Mickey D's」

「スラングな。」

「オーストラリアのスラングでは『Macca's(Macker's とも)』(マッカズ)、イギリスのスラングでは『Mackey-D's』(マッキー・ディーズ)と呼ばれる。」

「うぜー。」

「オーストラリアのスラングでは『Macca's(Macker's とも)』(マッカズ)、イギリスのスラングでは『Mackey-D's』(マッキー・ディーズ)と呼ばれる。(キリッ」

「もういいから。」



「台湾では『麥當勞』(マイダンラオ)と呼ばれている。」

「マーライオンみたいだな。」

「もともと広東語の当て字『麥當勞』(繁体字、発音はマクドンノウ)が中華人民共和国でもそのまま用いられ、『麦当劳』(簡体字)と書いてマイダンラオと読む。シンガポールでも、この表示(簡体字)が使われている。」

「やっぱりか。」



「フィリピンでは、マクドーと略され、ロシアにおいては『Макдоналдс』(マックドーナルス)。フランスではマクド(MacDoもしくはMcDo)と略される。また、カナダ ケベック州ではメク(MecDo)と発音される。」

「マクドグローバルだな。」

「フランス語では「マック」は女衒や淫売を意味する単語であるためマックの略称が用いられることはない。」

「卑猥だなオイ。」



「ドナルドは本当はロナルドなんだってね。」

「実は良く似た別人なんじゃね?」

「ビッグマックポリスは全世界で使用が中止されているんだな。」

「あのピエロと共通するドナルドの恐怖感は犯罪者と間違われかねないからな。」



「コカ・コーラが無償提供とか何とか。」

「栄養あるからスポーツ選手には良いらしい。」



万歳。
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古びた缶のケースを開けて、不揃いな長さの色鉛筆を眺める。

これから思い出すのは、ずっとずっと昔のお話。



たっくんは、すっごくげんきなおとこのこ。
わたし、たっくんのことがだいすき。
だからいつもいっしょにいたいとおもうし、
いつだってたっくんにだいすきっていってるの。

あるとき、じゆうじかんにえをかいてたら、たっくんがきた。

「なにやってんのー?」

たっくんはいつもそとをはしりまわってるから、どろだらけだ。
わたしはたっくんがはしりまわるつちとか、しばふがすきで、
いろえんぴつでえをかいていた。

「へー!しゃしんみたい!みーちゃん、うまいね!」

「たっくんもかいてみる?」

「うん!」

たっくんはそらをかくのがすきみたい。
まっしろながようしにいっぱいあおをぬる。
ふたりのえをかさねると、わたしたちがみてるふうけいになる。

たっくんとずっといっしょになれるってしんじてた。
たっくんがいればわたしはうれしかった。
でもね、たっくんはおとうさんのしごとで
ひっこししなきゃいけなくなっちゃったの。

だからわたし、たっくんとはなれたくなくて。
とおくにいてもいっしょだよっていいたくて。
たっくんのだいすきなあおのいろえんぴつ。
たっくんにあげたんだ。たっくんもわたしもいっぱいないて。
てをふってまたねって。おおきなこえでなんかいもさけんだの。

たっくん。またね。また、いつかいっしょになろうね。



今日は旦那の七回忌。私は、黒い服を着て、法要に出掛けなければならない。
だけど少しだけ・・・あなたを思い出したくて、こうしてまた思い出に耽る。



「ちょっと!久しぶりだってのに代わらないわね!」

中学生になって、たっくんと久しぶりに会った。
お互いがある程度自由に動けるようになって、
お互いがお互いを探して必然的に辿り着いたのだった。

「お前だって絵ばっかり描いてて変わらねーじゃねーかw」

「まったく・・・私の青い色鉛筆、まだ持ってるんでしょうねー?」

「ああ?そんなもんこっ恥ずかしくって捨てちまったよw」

「何ですって!」

「いててて・・・本気でポカポカ殴るなよw」

でも、彼は決して失くしたのではなく、無くなっただけだった。
彼の部屋に呼んでもらって、壁に一面の空の絵。

私があげた色鉛筆は、短くなって、書けなくなっただけだった。
彼と気持ちは離れていなかった。嬉しくって、幸せで・・・。
その日のうちにあなたに抱かれたわね。軽いわ、私w



あれからあなたと一緒になって。何十年も経って。

あなたのおかげで、一人になっても笑って生きていけるのよ?
線香を上げながら、あなたに話しかける。あなたがいてくれたからこそ、
私は今でも幸せだから。安心して、そっちで待っててね。
Aの見解


Bを見て、直立不動で立ち止まったC。
その状況を見て不思議に思った。

・・・一体何が起きているんだ?
無表情なCから、彼女の本心を窺い知る事は出来ない。
こちらが冷や汗をかくかのような緊張感の中、
ピンと張り詰めた空気を叩き割るかのように。

Cは全力疾走で逃げ出した。

『ええええええ!?』

俺とBの絶叫と疑問のハーモニクス。
Bにちょっと聴いてみよう。あの様子だと
あまり有力な証言は得られないような気もするが。





Bの証言


「いや、俺もね?びっくりしたよ。
俺を見るなり固まっちゃうんだもん。

Cの事?知らない。大体話した事も無いし。

まあ、後はさっきの全力疾走を見て、A。
お前と同じ大きな疑問符が頭に残っただけだよ。

全力疾走で逃げられるほど、
Cに迷惑掛けたり嫌な思いさせたりしたかなあ・・・。

思い当たる節が無いよ。」

不満を込めて、ため息をついた。





Cの逃亡


「チョコ・・・渡せなかった・・・。」

バカバカバカバカ!私のバカ!何であそこで逃げちゃうの!?

だけど恥ずかしくて動けないで悩んでたらAくんも現れちゃったし
目の前で渡すなんて恥ずかしくてとても出来ないよう・・・。

裏山をとぼとぼと歩き続ける。後悔先に立たず。
Bくんに渡せなかった。一目見た時からずっと好きだった。
遠くから眺める事しか出来なかった。だから、今日こそは・・・って。
勇気を出してチョコを作って。どうやって渡そうか考えてた時に
Bくんが目の前に現れるわ動けないわAくんに見られるわ
挙句の果てに逃げ出すわ・・・私って・・・。

「ダメな女・・・。」

唐突にその時は訪れた。



ある日♪



森の中♪



狼に♪



出会った♪



どどどどどどどどうすんのこの状況。犬じゃないよね?震えが止まらない。
・・・ひらめいた!ポケットに入れていたチョコを取り出し、
狼の目の前でビリビリと包み紙を破き、箱の蓋を開ける。大きな音に
驚いたのか、少し距離を置く狼。今だ!チョコを狼の眼前に投げる。
匂いを嗅いで食べ始める狼。後は全力疾走で・・・

「逃げるだけ!!」

脇目も振らず、振り返らず。死力を尽くし学校へ戻る。九死に一生を得た。
肩で息をしながら、一言。

「今日はとんでもないバレンタインだった・・・。」





残された狼


な・・・なんだ今の人間は。いきなり震えだして小便でもしたいのかと思ったら
何か取り出してビリビリ破いて俺にチョコをくれて。食べ始めたら全力疾走で
逃げ出しやがった・・・。ボランティアか何かか?美味いけど・・・。
ボクシングを辞めて1年が経った。

解説の仕事やジムの経営もうまく行っていて、
長年寄り添ってくれていた彼女にもプロポーズを申し込んだ。
彼女は泣きながら笑顔でOKしてくれた。たくさんの迷惑を
掛けてきたと言うのに、自分の気持ちを喜んでくれた。



ボクシングを辞めて間もない頃。パンチドランカーだった自分には、
一生付き合っていかなければならない後遺症が残った。

仕事にスーツで行かなければならないのに、ボタンが上手く掛けられない。
指先が震える。まさか、自分がボクシングを始める前に逸話として
聴いていた話が自分自身に起こるとは・・・。予想していたとはいえショックだった。



ファンでも無い彼女が、ファンである友達に誘われて、怖がりながら見ていた俺の試合。
ファンである友達に声を掛けられ、激励される時に彼女に出会った。

彼女からの第一印象は、『乱暴な人』。そのままじゃねえかwと後で笑ったが、
才色兼備な彼女には至極当然の感想だったのだと、今は思う。

試合以外の俺を、本当に好きになってくれて。愛してくれて。
いつの間にか彼女は、勇気を奮い立たせて応援してくれるようになった。
チャンピオンベルトは、他の誰でも無い、彼女の為に取ったようなものだ。



ボタンを掛けられない俺を見て、彼女が代わりにボタンを掛けてくれた。
その時彼女は、俺と一生を共にする事を、心に誓ったと言う。
・・・あれ?俺の意思は?w後で聴いたら、疑って無かったそうだ。

情けなくて悔しくて涙が出たけど、そんな俺を見て頭を撫でてくれた。
恥ずかしかったが、この時、彼女と生きて行こうと思った気がする。



それからと言うもの、俺の服のボタンは全て金属のものに代えられた。

「それはボクシングじゃなくて、あなたのこれからの人生のチャンピオンベルト。
後遺症なんて対戦相手と同じよ。胸を張っていってらっしゃい。」

何よりも頼りがいのある言葉に支えられて、俺は玄関のドアを開けた。



そんな経緯があって、今に辿り着けた。いつの間にかコンプレックスだった
ボタンは、今は俺の誇りとなって、勲章として胸に輝いている。



どある番組でアナウンサーに聴かれたから、全国ネットで宣言してやった。

「ところで、いつも金属のボタンを着けてらっしゃいますよね。
何か意味があるんですか?」

「これは・・・結婚する前に、かみさんからもらったチャンピオンベルトです。
これを胸に、誇りを持って私は仕事をしています。・・・ありがとう。」
「くるっぽー。くるっぽー。」

おじいちゃんが使っていた鳩時計。何だか最近調子が悪い。
いくら時間を直しても10分ぐらい遅れたり、進んだりする。
おじいちゃんはとっくの昔に天に召されてしまって、寂しがっているのかな。

正直言って私は別に思い入れは無い。だけど、何かと私の生活に
密着して時を刻み続けていただけに、時間が狂えばなんか気になる。

「ま、いっか。ズレてるのはわかってるから。」

そう思いながら眠りに着いた。



その晩、夢を見た。



一生懸命私の為に、死を間近に控えた鳩時計が無理してくれている。
その姿は、私の為にとわかるだけに、胸を打つものがあった。
おじいちゃんに託された私の面倒を見てくれて、見守ってくれている。



朝、目が覚めると、それは夢だと認識した。
認識したんだけど・・・。



これは私の勘違いかもしれない。でも、なんだか私自身の無意識下の
依存もあるんじゃないかって考えたりして、ひとつの儀式を行う事にした。

もしかしたら世界中にある『儀式』って、超常現象的なものに力を借りる
為じゃなくて、自分自身を納得させて区切りをつける為のひとつの
手段なんじゃないかな・・・って買い物しながら思ったりした。

大きな、卵形のケースと、小さな、鳩が時間を知らせる置時計を買った。



家に帰って、おじいちゃんの鳩時計の見えない所で卵形のケースの中に、
置時計の鳩時計を仕舞う。それをおじいちゃんの鳩時計の下に置いた。

なんとなく、涙がにじんで来た。これからやる事は、ある意味残酷な事かもしれない。
そんな考えを巡らせる私は、自分では意識していなかったけど、
充分におじいちゃんの鳩時計に思い入れを持っていたんだと、今気付いた。

何となく、おじいちゃんの鳩時計に手を合わせて、目を瞑る。



「今まで、ありがとうございました。安らかにお眠りください。」



おじいちゃんの鳩時計の下から、卵型のケースを手に取って、
置時計の鳩時計をおじいちゃんの鳩時計に見せる。



「これから、よろしくね。」



置時計の鳩時計に挨拶をして、自分の部屋の机に置いた。
新しい時を刻み始め、太陽時計なので、時間も自動調整してくれる。



自分の部屋からおじいちゃんの鳩時計のある場所へ戻った時、
おじいちゃんの鳩時計は止まっていた。
跡取りを見つけて安心したかのように事切れた。



今まで自分が認識で来ていなかった色んなものが脳内を駆け巡って、
感情があふれ出し、崩れ落ちるように私は泣いた。声を上げて号泣した。
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