完全フィクション
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車を走らせながら片腕を出していたら、
いつの間にか肩から先がなくなっていた。
血がドクドクと噴出しているが、悪い気分
ではないのでそのまま放置しておいた。
だんだん血が足りなくなってきたのか、
なんだか寒くて眠くなってきたので、
人気のない脇道に車を止めた。
座席を倒して横になる。その間も
肩口からどんどん血は失われていく。
臙脂色のシャツだから目立たなくて良かった。
車内が汚れるのは仕方がないか。
目を閉じると、今までのことが
走馬灯となって脳裏をよぎる。
不思議と救急車を呼ぶ気にはならなかった。
意識も失いかけてきたころ、真っ暗闇の中で
血流もだんだんと落ち着いてきていた。そろそろ
身体の中がからっぽになりつつのあるのだろう。
あ、でも致死量は三分の一だっけ?
そうするとからっぽなわけではないな。
まぁどうでもいいか。どうせ終わりなんだし。
特にこの状況を改善しようとも思わず、
薄目を開けて何も考えずに時を待った。
いつの間にか肩から先がなくなっていた。
血がドクドクと噴出しているが、悪い気分
ではないのでそのまま放置しておいた。
だんだん血が足りなくなってきたのか、
なんだか寒くて眠くなってきたので、
人気のない脇道に車を止めた。
座席を倒して横になる。その間も
肩口からどんどん血は失われていく。
臙脂色のシャツだから目立たなくて良かった。
車内が汚れるのは仕方がないか。
目を閉じると、今までのことが
走馬灯となって脳裏をよぎる。
不思議と救急車を呼ぶ気にはならなかった。
意識も失いかけてきたころ、真っ暗闇の中で
血流もだんだんと落ち着いてきていた。そろそろ
身体の中がからっぽになりつつのあるのだろう。
あ、でも致死量は三分の一だっけ?
そうするとからっぽなわけではないな。
まぁどうでもいいか。どうせ終わりなんだし。
特にこの状況を改善しようとも思わず、
薄目を開けて何も考えずに時を待った。
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