完全フィクション
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まああれだ、創作意欲とかそういうのめんどくさいので
適当に書いていたらいつの間にか癖になっちまったわけだ。
俺はそう言う事が多くてねえ。きっかけは大したこと無かったりしても
いつの間にかハマっちまうとそのまま狂ったように淡々と書き続ける。
歌なんかでもちょっと捻じ曲がっててねえ。
最初嫌いだった曲をふとした時に好きになっちまうと
普通に好きになった曲よりも好きになっちまったりしてね。
人なんかでも一度好きになっちまうとずっとぞっこんさ。
相当の事が無い限り嫌いになることは無いよ。
ただね、それにはボーダーラインが自分で決まってて
それを越えちまうと何年重ねようがゴミクズになっちまうのさ。
まあ当然そのボーダーラインは人間としての基本的な事だから
別に厳しくも無いと思っているんだけどね。
相手にとってはどうやら何をしてもいいと思われちまうんだなあ。
難儀なもんで。いやーまったくそんな訳無いのにね。
こっちだって人間だから、嫌いなものもあれば怒る時もある。
ちょっと勘違いさせちまうらしいんですな。優しくもないってのに。
こっちとしては当たり前の事を当たり前に守ってくれれば
別に嫌う事なんてありゃしないのにねえ。
人間てのは甘えられる人間を見つけると縋り付いて甘えたくなるみたいで。
まあそれが悪い事だとは思わないんですが、それをどこかで勘違いして
一生会わなくなった奴もチラホラいたりしてね。それでもまだ回りに
残ってる人間がいてくれるってのは幸せなもんですよ。
人はね、自分の話は聴いて欲しいけど、人の話は聴きたくない。
自分は人に好き勝手言いたいけれど自分は言われたくない。
勝手なもんです。自分がされて嫌な事を人にする道理は無いんですがね。
これがまたね。そういう人間が結構多いんですよ。
まるでそれが一番多い人種なんじゃないかって思うぐらいにね。
自分の自慢もしたいし、人に認められたい。金が欲しい。上の立場でいたい。
今上げた全部、本当の幸せには程遠いものなんですがね。
これがなかなか気付かないのか気付きたくないのか。
とりあえず目の前の欲望を満たす事が先になっちまう。
いやはや人間ってのは感情持ったがゆえに難儀なもんですよ本当に。
みんなどんないい所に就職したとしても、決まって悩むのは人間関係ですな。
仲良くやればいいのにね。自己顕示欲の強い奴が多くて困る。
自分だけ甘い汁を吸いたい奴が多すぎるんでしょうな。
うまく行くわけ無いんですがね。
適当に書いていたらいつの間にか癖になっちまったわけだ。
俺はそう言う事が多くてねえ。きっかけは大したこと無かったりしても
いつの間にかハマっちまうとそのまま狂ったように淡々と書き続ける。
歌なんかでもちょっと捻じ曲がっててねえ。
最初嫌いだった曲をふとした時に好きになっちまうと
普通に好きになった曲よりも好きになっちまったりしてね。
人なんかでも一度好きになっちまうとずっとぞっこんさ。
相当の事が無い限り嫌いになることは無いよ。
ただね、それにはボーダーラインが自分で決まってて
それを越えちまうと何年重ねようがゴミクズになっちまうのさ。
まあ当然そのボーダーラインは人間としての基本的な事だから
別に厳しくも無いと思っているんだけどね。
相手にとってはどうやら何をしてもいいと思われちまうんだなあ。
難儀なもんで。いやーまったくそんな訳無いのにね。
こっちだって人間だから、嫌いなものもあれば怒る時もある。
ちょっと勘違いさせちまうらしいんですな。優しくもないってのに。
こっちとしては当たり前の事を当たり前に守ってくれれば
別に嫌う事なんてありゃしないのにねえ。
人間てのは甘えられる人間を見つけると縋り付いて甘えたくなるみたいで。
まあそれが悪い事だとは思わないんですが、それをどこかで勘違いして
一生会わなくなった奴もチラホラいたりしてね。それでもまだ回りに
残ってる人間がいてくれるってのは幸せなもんですよ。
人はね、自分の話は聴いて欲しいけど、人の話は聴きたくない。
自分は人に好き勝手言いたいけれど自分は言われたくない。
勝手なもんです。自分がされて嫌な事を人にする道理は無いんですがね。
これがまたね。そういう人間が結構多いんですよ。
まるでそれが一番多い人種なんじゃないかって思うぐらいにね。
自分の自慢もしたいし、人に認められたい。金が欲しい。上の立場でいたい。
今上げた全部、本当の幸せには程遠いものなんですがね。
これがなかなか気付かないのか気付きたくないのか。
とりあえず目の前の欲望を満たす事が先になっちまう。
いやはや人間ってのは感情持ったがゆえに難儀なもんですよ本当に。
みんなどんないい所に就職したとしても、決まって悩むのは人間関係ですな。
仲良くやればいいのにね。自己顕示欲の強い奴が多くて困る。
自分だけ甘い汁を吸いたい奴が多すぎるんでしょうな。
うまく行くわけ無いんですがね。
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神保町で本を買い漁り、うんざりするほど古本屋を巡った後、
喉が渇いたので地下にある喫茶店に立ち寄った。
いつもなら誰かを横に入るこの店だが、今日は一人、
戦利品とスマートフォンで時間を潰しながら、いつもの
冷しぶれんどとコニャックショコラを注文して待つことにした。
「そういえばなんでスマートフォンってスマホって略すんだろ。
スマートフォンならスマフォじゃん…。」
ブツブツと呟いてみる。それはさておき。
ちょっと前まではミルクとガムシロップとメイプルシロップが
一緒に出てくるのでそれを適量入れて楽しんでいた。
最初は白と黒のコントラストと苦味を楽しみつつ、
それから甘味が均等になるように良くかき混ぜて飲んでいた。
琥珀色のロマン。
しかしながら最近は専らブラック。コニャックショコラの上品な
味わいと甘みをブラックの苦味でリセットしてから、何度も
初期衝動的な美味しい喜びを味わうことにしている。
この後はどうしようか。神保町と言うとカレーが有名だが、
あのバターソースのようなまろやかなカレーソースの風潮は
個人的な好みとしてはいただけない。カレーはスパイシーであるべきだ。
何故だかカレーに関しては実家の味を越える外食を味わった事が無い。
これがおふくろの味と言うものか。元はインド料理なのにね。
外国が出て来たから思うのだが、地球の反対側に穴を掘って、
突き抜けた先に手紙を放り込んだとしたら、果たして届くのだろうか。
もちろんマントルは無いものとする。重力がやっぱりあるから
真ん中で止まってしまうのだろうか。それともこちら側からの
落下速度の慣性で、手紙が凶器と化したらとんでもないことになる。
何より紙で手を切ったりするし、慣れてる奴は割り箸ぐらい切ることも出来る。
それが地球の反対側まで落下(?)した先の速度は恐ろしい事になる。
そうするとクッションやら網やら用意しても突き抜けるだろうな・・・。
いや、その前にまずそこまで穴が掘れるかが問題となってくる。
リアリティと妄想幻想の狭間で、あーでもないこーでもないと
一人目の前の戦利品に目を通すようで通せていない
思考のループに陥ったまま、いつの間にか珈琲が無くなっていた。
飲み干してしまったか。お代わりを頼むとしよう。
ここの喫茶店は、お代わりが半額だからありがたい。
ウェイトレスの声を掛けて、お代わりを注文する。
俺はこのくだらない時間が好きだ。
喫茶店とは、怠惰に時間を潰す為に存在するのだ。
喉が渇いたので地下にある喫茶店に立ち寄った。
いつもなら誰かを横に入るこの店だが、今日は一人、
戦利品とスマートフォンで時間を潰しながら、いつもの
冷しぶれんどとコニャックショコラを注文して待つことにした。
「そういえばなんでスマートフォンってスマホって略すんだろ。
スマートフォンならスマフォじゃん…。」
ブツブツと呟いてみる。それはさておき。
ちょっと前まではミルクとガムシロップとメイプルシロップが
一緒に出てくるのでそれを適量入れて楽しんでいた。
最初は白と黒のコントラストと苦味を楽しみつつ、
それから甘味が均等になるように良くかき混ぜて飲んでいた。
琥珀色のロマン。
しかしながら最近は専らブラック。コニャックショコラの上品な
味わいと甘みをブラックの苦味でリセットしてから、何度も
初期衝動的な美味しい喜びを味わうことにしている。
この後はどうしようか。神保町と言うとカレーが有名だが、
あのバターソースのようなまろやかなカレーソースの風潮は
個人的な好みとしてはいただけない。カレーはスパイシーであるべきだ。
何故だかカレーに関しては実家の味を越える外食を味わった事が無い。
これがおふくろの味と言うものか。元はインド料理なのにね。
外国が出て来たから思うのだが、地球の反対側に穴を掘って、
突き抜けた先に手紙を放り込んだとしたら、果たして届くのだろうか。
もちろんマントルは無いものとする。重力がやっぱりあるから
真ん中で止まってしまうのだろうか。それともこちら側からの
落下速度の慣性で、手紙が凶器と化したらとんでもないことになる。
何より紙で手を切ったりするし、慣れてる奴は割り箸ぐらい切ることも出来る。
それが地球の反対側まで落下(?)した先の速度は恐ろしい事になる。
そうするとクッションやら網やら用意しても突き抜けるだろうな・・・。
いや、その前にまずそこまで穴が掘れるかが問題となってくる。
リアリティと妄想幻想の狭間で、あーでもないこーでもないと
一人目の前の戦利品に目を通すようで通せていない
思考のループに陥ったまま、いつの間にか珈琲が無くなっていた。
飲み干してしまったか。お代わりを頼むとしよう。
ここの喫茶店は、お代わりが半額だからありがたい。
ウェイトレスの声を掛けて、お代わりを注文する。
俺はこのくだらない時間が好きだ。
喫茶店とは、怠惰に時間を潰す為に存在するのだ。
とうとうここまで辿り着いてしまった。
時計を見ると、いつの間にか壊れて止まってしまっていた。
必要の無くなった時計を付けている事に意味は感じないが、
捨ててしまうのも勿体無いのでそのまま着けたままにする。
あれからどのぐらい歩いたのだろう。どれだけの人間を
置き去りにして来たのだろう。気がついたら一人だった。
けれども別に後悔は無い。手を差し伸べるつもりは無かったし、
立ち止まりたい人間は自分でそうしているのだからそれでいい。
日差しの無い曇り空が続いている。誰にも理解されないのなら
それでいいとただ自分を奮い立たせて歩いて来たのだ。
目の前には大きな城が建っている。ここに辿り着いた事は
当初の目的でもあり、ゴールでもあるのだが、これで終わりではない。
城の門をくぐり、天守閣に向かう。辿り着いて外を見ると、
何も無い砂漠が続いている。ここから世界を広げていくのだ。
「Never Ending Storyみたいだな。ファルコンはいないけど。」
「会社を設立して、運営していくなんて、そんなものだよ。」
独立祝いに飲みに誘ってくれた大恩ある社長はそう言った。
「そんなものですか。」
社長にとって馴染みのある、大切な好物だと言っていた
メロウコズルをちびりちびりと飲みながら、耳を傾け続けた。
「美味いかね。」
地元の酒を美味しそうに飲む俺を嬉しそうに眺めながら、
自分自身も味わって飲んでいる。肩に手を置かれる。
「今夜は格別に。」
立場は違えど、同じ目線に見てくれた、それでいて一生
追い抜く事は出来ないであろう社長の背中を横目で追いながら、
歳喰って小さく、丸くなっちまったなあと、一緒に会社を盛り上げて来た
我らのリーダーに対して失礼な事を思うのだった。当然、愛着を込めて。
俺の砂上の楼閣は、一体どんな箱庭を作り上げていく事が出来るのだろうか。
きっと社長は、盆栽でも眺めるかのように、俺の箱庭を見届けてくれるだろう。
さあ、ここからが俺の本当の始まりだ。
時計を見ると、いつの間にか壊れて止まってしまっていた。
必要の無くなった時計を付けている事に意味は感じないが、
捨ててしまうのも勿体無いのでそのまま着けたままにする。
あれからどのぐらい歩いたのだろう。どれだけの人間を
置き去りにして来たのだろう。気がついたら一人だった。
けれども別に後悔は無い。手を差し伸べるつもりは無かったし、
立ち止まりたい人間は自分でそうしているのだからそれでいい。
日差しの無い曇り空が続いている。誰にも理解されないのなら
それでいいとただ自分を奮い立たせて歩いて来たのだ。
目の前には大きな城が建っている。ここに辿り着いた事は
当初の目的でもあり、ゴールでもあるのだが、これで終わりではない。
城の門をくぐり、天守閣に向かう。辿り着いて外を見ると、
何も無い砂漠が続いている。ここから世界を広げていくのだ。
「Never Ending Storyみたいだな。ファルコンはいないけど。」
「会社を設立して、運営していくなんて、そんなものだよ。」
独立祝いに飲みに誘ってくれた大恩ある社長はそう言った。
「そんなものですか。」
社長にとって馴染みのある、大切な好物だと言っていた
メロウコズルをちびりちびりと飲みながら、耳を傾け続けた。
「美味いかね。」
地元の酒を美味しそうに飲む俺を嬉しそうに眺めながら、
自分自身も味わって飲んでいる。肩に手を置かれる。
「今夜は格別に。」
立場は違えど、同じ目線に見てくれた、それでいて一生
追い抜く事は出来ないであろう社長の背中を横目で追いながら、
歳喰って小さく、丸くなっちまったなあと、一緒に会社を盛り上げて来た
我らのリーダーに対して失礼な事を思うのだった。当然、愛着を込めて。
俺の砂上の楼閣は、一体どんな箱庭を作り上げていく事が出来るのだろうか。
きっと社長は、盆栽でも眺めるかのように、俺の箱庭を見届けてくれるだろう。
さあ、ここからが俺の本当の始まりだ。
路地裏の掃き溜めに人は生きる。
人だかりが出来ていた。もう耐えられ無い。
この現状を打開する為に、俺達は立ち上がら無ければならない。
「動かなきゃダメだ。」
誰かが呟いた。そうだ。このままじゃあ俺達は
ゴミと同じ扱いのまま死んでいくだけなんだ。
もちろんこの掃き溜めのような裏通りに
愛着が無いわけじゃないが、ここを出たい、
俺達は真っ当な生活がしたいと言う気持ち
の方がはるかに勝っていたのだ。
「俺達は働きたい!何でも良い、仕事を寄越せ!」
遠く極東の国ではニートとか言う親のすねかじりが
働くのは嫌だと駄々をこねのうのうと生きているらしい。
馬鹿か。働いて初めて対価がもらえる。
金が無きゃ生きていけない。
当たり前の事なんだよ。
偽りの自由に甘ったれてんじゃねえ。
働きたい。働きまくりがいい。
対価があれば何だってやってやる。
俺達は人形じゃねえ。ましてやゴミでもねえ。
自分の意思で、働いてまともな生活がしたいんだ。
働きもしないで主張する馬鹿はすっ込んでろ。
俺達が先だ。道を開けろ。義務を果たさない
奴らに権利なんて存在しない。俺達は本当の
自由が欲しいんだ。
もう止まらない。動き始めた人の波は膨れ上がり、
大きな渦となって世界を変えていく。
本当に欲しい物は戦って手に入れるんだ。
日和見な平和ボケはその場で立ち止まってろ。
俺達は先に行く。自分の権利を勝ち取るために。
俺達の生きる場所も意味も、自分自身で勝ち取るんだ。
文句を言うばかりで、自分の事ばかり考えて、
他人は俺達を助けてなんてくれない。
当たり前だ。俺達の人生なんだから。
「行くぞおおおおおおおお!」
さあ行こう。自由と権利のある場所へ。
俺達が生きるべき場所へ。
もうここには戻らない。
人だかりが出来ていた。もう耐えられ無い。
この現状を打開する為に、俺達は立ち上がら無ければならない。
「動かなきゃダメだ。」
誰かが呟いた。そうだ。このままじゃあ俺達は
ゴミと同じ扱いのまま死んでいくだけなんだ。
もちろんこの掃き溜めのような裏通りに
愛着が無いわけじゃないが、ここを出たい、
俺達は真っ当な生活がしたいと言う気持ち
の方がはるかに勝っていたのだ。
「俺達は働きたい!何でも良い、仕事を寄越せ!」
遠く極東の国ではニートとか言う親のすねかじりが
働くのは嫌だと駄々をこねのうのうと生きているらしい。
馬鹿か。働いて初めて対価がもらえる。
金が無きゃ生きていけない。
当たり前の事なんだよ。
偽りの自由に甘ったれてんじゃねえ。
働きたい。働きまくりがいい。
対価があれば何だってやってやる。
俺達は人形じゃねえ。ましてやゴミでもねえ。
自分の意思で、働いてまともな生活がしたいんだ。
働きもしないで主張する馬鹿はすっ込んでろ。
俺達が先だ。道を開けろ。義務を果たさない
奴らに権利なんて存在しない。俺達は本当の
自由が欲しいんだ。
もう止まらない。動き始めた人の波は膨れ上がり、
大きな渦となって世界を変えていく。
本当に欲しい物は戦って手に入れるんだ。
日和見な平和ボケはその場で立ち止まってろ。
俺達は先に行く。自分の権利を勝ち取るために。
俺達の生きる場所も意味も、自分自身で勝ち取るんだ。
文句を言うばかりで、自分の事ばかり考えて、
他人は俺達を助けてなんてくれない。
当たり前だ。俺達の人生なんだから。
「行くぞおおおおおおおお!」
さあ行こう。自由と権利のある場所へ。
俺達が生きるべき場所へ。
もうここには戻らない。
僕は猫です。名前は・・・人それぞれ
呼び方が違うので決まってません。
ミーとかタマとかニャン太郎とか呼ばれたりします。
みなさんも好きに呼んでください。
この間、ここのサーカスに拾われて、飼われています。
今までの生活が野良猫だったので、
サーカスの中の生活は面白いです。
様々な動物や人が一緒に働いています。
人は金を稼ぎ、動物はご飯を稼ぎます。
不思議なんですけど、僕は飼われているので
働かなくてもご飯がもらえます。人で言えば
ニートとか、ペットとか言うらしいです。
この前、ピエロくんがバニーガールさんに告白しました。
でもピエロくんは振られました。バニーガールさんは、
ピエロくんのことが好きなのに、どうしてだろう?
と思っていたら、人と話せない僕に、バニーガールさんは言いました。
「お互い、こんな稼業じゃあ、身なんて固められないよ、ねえ?」
人は言葉が通じないとわかっていながら、話しかけてくる時があります。
もちろん僕たちは人の言葉を理解しているんですけど、僕たちが
人の言葉を話すことは出来ません。そういう喉をしてないからです。
空中ブランコのコンビの人たちは、いつも仲が良さそうです。
もんはんとか言う携帯ゲームに夢中になっているみたいです。
興行が無い時や、練習してない時は、団長に怒られるぐらい
いつもゲーム機ばかりいじってるみたいです。
ナイフ投げさんは、この前やって来たしがないアンテナ売りから
買ったアンテナを立てて、テレビに夢中になっています。
ライオンくんは昼間はいつも寝ています。人に百獣の王って
呼ばれてるらしいけど、似合わないよねって言ったら吼えられました。
ぞうさんはおとなしいけど、大きくて、見ていて何だか安心します。
たまに僕はぞうさんとお話をします。僕の見ていない土地の話や、
僕の見ていない人たちの話をたくさん聞かせてくれます。
団長さんは僕を拾ってくれた人です。ご飯も団長さんがくれます。
団長さんを悪く言う人はいません。お金をもらえるからでは
無いみたいです。ピエロくんは、団長は人徳があるって言ってました。
そんなバラバラの生活をする人たちが一緒に住んで、旅をします。
夜になれば一つの興行の為にみんなでお仕事を頑張ります。
僕はあまりサーカスを見たことが無いけれど、みんなが
頑張る姿を見て、楽しそうに帰っていく人たちを見て、
自分のことでは無いのに凄く満足します。
今夜も、たくさんの人が並んでいます。さあ、開演です。
呼び方が違うので決まってません。
ミーとかタマとかニャン太郎とか呼ばれたりします。
みなさんも好きに呼んでください。
この間、ここのサーカスに拾われて、飼われています。
今までの生活が野良猫だったので、
サーカスの中の生活は面白いです。
様々な動物や人が一緒に働いています。
人は金を稼ぎ、動物はご飯を稼ぎます。
不思議なんですけど、僕は飼われているので
働かなくてもご飯がもらえます。人で言えば
ニートとか、ペットとか言うらしいです。
この前、ピエロくんがバニーガールさんに告白しました。
でもピエロくんは振られました。バニーガールさんは、
ピエロくんのことが好きなのに、どうしてだろう?
と思っていたら、人と話せない僕に、バニーガールさんは言いました。
「お互い、こんな稼業じゃあ、身なんて固められないよ、ねえ?」
人は言葉が通じないとわかっていながら、話しかけてくる時があります。
もちろん僕たちは人の言葉を理解しているんですけど、僕たちが
人の言葉を話すことは出来ません。そういう喉をしてないからです。
空中ブランコのコンビの人たちは、いつも仲が良さそうです。
もんはんとか言う携帯ゲームに夢中になっているみたいです。
興行が無い時や、練習してない時は、団長に怒られるぐらい
いつもゲーム機ばかりいじってるみたいです。
ナイフ投げさんは、この前やって来たしがないアンテナ売りから
買ったアンテナを立てて、テレビに夢中になっています。
ライオンくんは昼間はいつも寝ています。人に百獣の王って
呼ばれてるらしいけど、似合わないよねって言ったら吼えられました。
ぞうさんはおとなしいけど、大きくて、見ていて何だか安心します。
たまに僕はぞうさんとお話をします。僕の見ていない土地の話や、
僕の見ていない人たちの話をたくさん聞かせてくれます。
団長さんは僕を拾ってくれた人です。ご飯も団長さんがくれます。
団長さんを悪く言う人はいません。お金をもらえるからでは
無いみたいです。ピエロくんは、団長は人徳があるって言ってました。
そんなバラバラの生活をする人たちが一緒に住んで、旅をします。
夜になれば一つの興行の為にみんなでお仕事を頑張ります。
僕はあまりサーカスを見たことが無いけれど、みんなが
頑張る姿を見て、楽しそうに帰っていく人たちを見て、
自分のことでは無いのに凄く満足します。
今夜も、たくさんの人が並んでいます。さあ、開演です。