完全フィクション
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安物の二層式洗濯機の前で、フタを開けたまま水の渦をながめる。
考え事をする時は、この時間がすごく考え事をしやすくて、
僕はこの時間をすごく大切にしていた。
終わったあとに脱水して干すのも、洗濯物が綺麗になって楽しかったし。
長期留学に行った時、女の子が洗濯機をのぞいている僕に話しかけてきた。
「おもしろい?」
「他の人が見たら退屈かもね。」
「あなたはおもしろいの?」
「この渦を見てるのが大好きなんだ。」
「あなたのほうがおもしろいね。」
その日から、よくその女の子と洗濯機の渦をながめながら
2人でいろんな話をした。留学が終わってから卒業まで、
その子と話すことはなかったけれど、お互いにとって貴重な
想い出となったのは間違いない。
それは恋心とは違う、一種の友情かな。
とか何とか考えながら、今日も渦をながめ続ける。
考え事をする時は、この時間がすごく考え事をしやすくて、
僕はこの時間をすごく大切にしていた。
終わったあとに脱水して干すのも、洗濯物が綺麗になって楽しかったし。
長期留学に行った時、女の子が洗濯機をのぞいている僕に話しかけてきた。
「おもしろい?」
「他の人が見たら退屈かもね。」
「あなたはおもしろいの?」
「この渦を見てるのが大好きなんだ。」
「あなたのほうがおもしろいね。」
その日から、よくその女の子と洗濯機の渦をながめながら
2人でいろんな話をした。留学が終わってから卒業まで、
その子と話すことはなかったけれど、お互いにとって貴重な
想い出となったのは間違いない。
それは恋心とは違う、一種の友情かな。
とか何とか考えながら、今日も渦をながめ続ける。
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