完全フィクション
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心を覗いては勝手にいらいらして
まるで自分のことのように思える。
覗かなければいいのに。
気にしなければいいのに。
おかしいね。心が荒んでいるから。
まるで自分のことのように思える。
覗かなければいいのに。
気にしなければいいのに。
おかしいね。心が荒んでいるから。
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ここにはコンクリートとドアしかないのに
私の心は極彩色に満たされている。
ここにはどうやって来たのかもわからないし
ここでの記憶しか思い出せないの。
不安で頭がいっぱいのはずなのに
心のどこかで安心している。
それは何故だろう?
わからないけれど
私の心は極彩色に満たされている。
ここにはどうやって来たのかもわからないし
ここでの記憶しか思い出せないの。
不安で頭がいっぱいのはずなのに
心のどこかで安心している。
それは何故だろう?
わからないけれど
私のいる場所は窓一つないコンクリートの部屋。
食べたり出したりしないのに
ただ毎日生きている。
頭の中には何だかわからない映像の海。
私は考えるか眠るだけ。
食べたり出したりしないのに
ただ毎日生きている。
頭の中には何だかわからない映像の海。
私は考えるか眠るだけ。
「あなたも順番待ちですか。」
ひとりの男が話しかけてきた。無言でうなづく。
「もう私三回目なんですよ、人間になるの。毎回苦労しますけど、
思い返すとつらい方が楽しかったりするんですよね。」
その言葉をとって、口を開いた。
「俺、人間は初めてなんです。今まで草食動物ばっかりで・・・。」
自分の不安をごまかすかのように男につぶやく。
すると男は微笑みながら言った。
「大丈夫ですよ。いろんな人がいますけど、あなたが心を
開きさえすれば、必ず力になってくれる人が出来ますから。
もちろん現在も人間界はたくさんの過ちを犯すものがいますけど、
自然界で弱肉強食を味わってきたあなたなら、大丈夫なはずです。」
「そうですか・・・。」
「失敗してもいいんですよ。経験の積み重ねが成功へと繋がるんですから。」
出口が近づいてきたようで、段々と光が増してくる。
前のものたちは次々と出口に飛び込んでいく。
男が、別れのセリフの代わりであるかのように
「向こうで関わりがあったらよろしくお願いしますね。
お互いわからないでしょうけど(笑)」
「そういうもんなんですか?」
「たまに自覚がある人もいるみたいですけど、
ほとんどのものがここでの記憶を忘れます。
でももし向こうであなたにあったら、何かしら
感じるものがあるかもしれません。」
「そうですか・・・こちらこそよろしくお願いします。」
出口が近づいてきた。俺の番だ。
「またいつか、会いましょう。」
「はい。」
男に再会の言葉をかけられ、出口に飛び込んだ。
ひとりの男が話しかけてきた。無言でうなづく。
「もう私三回目なんですよ、人間になるの。毎回苦労しますけど、
思い返すとつらい方が楽しかったりするんですよね。」
その言葉をとって、口を開いた。
「俺、人間は初めてなんです。今まで草食動物ばっかりで・・・。」
自分の不安をごまかすかのように男につぶやく。
すると男は微笑みながら言った。
「大丈夫ですよ。いろんな人がいますけど、あなたが心を
開きさえすれば、必ず力になってくれる人が出来ますから。
もちろん現在も人間界はたくさんの過ちを犯すものがいますけど、
自然界で弱肉強食を味わってきたあなたなら、大丈夫なはずです。」
「そうですか・・・。」
「失敗してもいいんですよ。経験の積み重ねが成功へと繋がるんですから。」
出口が近づいてきたようで、段々と光が増してくる。
前のものたちは次々と出口に飛び込んでいく。
男が、別れのセリフの代わりであるかのように
「向こうで関わりがあったらよろしくお願いしますね。
お互いわからないでしょうけど(笑)」
「そういうもんなんですか?」
「たまに自覚がある人もいるみたいですけど、
ほとんどのものがここでの記憶を忘れます。
でももし向こうであなたにあったら、何かしら
感じるものがあるかもしれません。」
「そうですか・・・こちらこそよろしくお願いします。」
出口が近づいてきた。俺の番だ。
「またいつか、会いましょう。」
「はい。」
男に再会の言葉をかけられ、出口に飛び込んだ。
自分勝手な人間たちの
自分勝手な言い分を
自分勝手に聞き流し
自分勝手な妄想の中で
自分勝手に引き裂いてみれば
自分勝手に収まりがつくのだろうか
自分勝手に思いを巡らせる
自分勝手な言い分を
自分勝手に聞き流し
自分勝手な妄想の中で
自分勝手に引き裂いてみれば
自分勝手に収まりがつくのだろうか
自分勝手に思いを巡らせる